敷布団と睡眠の関係

心地よい眠りのための敷布団とは

敷き布団の大切な役割は保温性・通気性・支持性です。保温性は掛け布団と同様に身体を温める役割ですが高級な掛け布団でいくら上面を温めても背中側が寒くては意味がありません。バランスよく背中側も保温する必要があります。また人は睡眠中におよそコップ1枚200CCの汗をかき湿気として放出しますので、敷き寝具はこの汗を吸収・放出しする機能が必要です。

 

また身体をしっかりと支える支持性も大切な役割です。理想の寝姿とは。リラックス立っている状態のまま寝転がった状態です。ただし人の身体は各部位によって異なる重さや凹凸があります。身体全体を100%とすると、頭部8%・胸部33%・腰付近44%・足15%というように重さが違っています。これらをしっかりと支えてバランスのよい寝姿勢が求められるのです。

 

腰痛の方などは硬い敷布団がよいとされていますが、どうも最近は硬すぎる床面になっているケースも見られます。腰やお尻が沈みすぎるほどのやわらかすぎる敷布団はこぢへの負担となるのですが、硬すぎるのもいけません。硬すぎる敷布団は腰骨などある一部分に重さが集中してい増します。これもまた腰痛の原因にもなるのです。個人の体重や体型によって多少変わりますが4p程度の沈み具合が良いとされ、敷き布団には適度な弾力が求められます。

 

ベッドを利用している場合は、ベッドには敷布団は関係ないと思われるかもしれませんがベッドの場合も布団を利用した方がより良い眠りの環境を作れます。ベッドマットレスに薄いパットやシーツだけでは保温力が不十分です。高級なパットを利用しているのならまだしも吸湿力、保温力に欠けるポリエステル混のパットを利用している人が多いのです。またマットレスの中はスプリングと空洞になっているので保温性はほとんど期待できません。また身体の各体重をバランスよく支え体重を分散するのは難しく腰付近も沈みがちになります。ベッドマットレスの上に薄手の敷き布団を1枚敷くだけでも保温性・支持性は格段に違ってきます。

 

さて敷き布団は、低反発マット(布団)・羊毛布団・木綿布団・化学繊維系布団・羊毛混布団などがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

・低反発マット
テレビや通販などでもよく見かけるようになってきた低反発マットの長所としては身体の重みにあわせてバランスよく沈み体圧を分散することです。しかし短所が多い布団でもあります。まず素材のウレタンフォームは吸水性に乏しく汗を吸収しないので通気性が悪く、自分の体熱や湿気がこもりムレ感を感じやすくなります。夏は暑くなりやすく冬は冷たさを感じやすい素材です。また同じ部分に圧力が集中してかかるので、反発力を失って沈み込みが大きく寝姿勢のバランスの悪くなりがちです。

 

・木綿布団
木綿布団は重いので掛け布団には不向きですが、敷き布団としては良い素材です。厚みが大きい木綿布団だと重みが増して上げおろしが大変という方もおりますが健康な方でしたら問題なく上げおろしができます。また短所として吸収した汗を外に放出するのに難があるので、湿気がたまりすぎるとひんやり感がでてきます。布団をめくって湿気を逃がしたり、時々日光に干すなどのお手入れが欠かせない敷き布団です。長所は身体にやさしい植物繊維で適度な弾力があります。また汗の吸湿性に優れ熱がこもったムレ感などはほどんどありません。汗かきの子供から腰痛気味の大人まで幅広い層に適した素材です。

 

・羊毛布団
羊毛布団は保温性に優れ、温かみのある素材です。さらにクッション性に富み硬さ感を軽減してくれます。放湿性にも優れているため湿気がこもらず使用感がとてもサラっとしています。ただし繊維が絡みやすくへたり(沈み)が出やすい素材でもあります。特にマットレスや他の布団との組み合わせ、敷く場所などを考慮する必要があるタイプの布団です。

 

・羊毛混布団・化学繊維系布団
羊毛混布団・化学繊維系布団 は羊毛布団に似ていますがポリエステルが50%以上混入され羊毛本来の保温性や放湿性は低くなります。また固綿シートなどが入っていてマットが必要ないクッション性があるのですがこちらも通気性・支持性を低下させてしまいます。ムレ感で夜中に目が覚めた・寝返りがしにくい・背中が底冷えするなどの短所が目立つ敷布団です。

 

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